コンピュータの特技は計算と記憶です。ゲームを制作する上でも記憶と計算は非常に重要な役割を担うことになります。たとえば RPG を実行する場合、パーティーキャラの HP や MP 、経験値や所持金といったパラメータの参照や増減は、コンピュータが記憶と計算を特技としているからこそなせる技なのです。
コンピュータにデータを保存するためには、まず保存先を識別するための名前をつける必要があります。コンピュータはひとつのゲームを実行する間、実に様々なパラメータを管理しますので、必然的に名前が必要となるわけです。たとえば RPG ではおなじみの所持金というパラメータを保存したい場合は gold や yen というネーミングがわかりやすくて良いでしょう。
このようにデータの記憶先に名前をつけたものを変数と呼びます。 HP や所持金は状況によって変わる数値ですから変数というわけです。また、変数につけた名前を変数名と呼びます。
変数にデータを記憶させるには = を使います。 = の左側には変数名を、右側には記憶したい値を記述します。
// 代入の例 LV = 1; // LV という変数に 1 というデータを保存する HP = 100; // HP という変数に 100 というデータを保存する MP = 10; // MP という変数に 10 というデータを保存する Exp = 20; // Exp という変数に 20 というデータを保存する Gold = 15; // Gold という変数に 15 というデータを保存する
このように = を使って変数へデータを保存することを代入と呼びます。また = の左側を左辺、右側を右辺、これらを総じて式と呼びます。
data = 100; ~~~~ ~~~~ 右辺 左辺 data = 100; ~~~~~~~~~~~ 式
= の右辺には保存したいデータを記述しますが、直接的な数値ではなく変数を指定することもできます。たとえば宿屋に泊まったので現在の HP が最大 HP の値にまで回復したという状況を次のように記述することができます。
// 右辺に変数を指定する例 MaxHP = 100; // これは普通の代入です NowHP = MaxHP; // MaxHP の値である 100 が NowHP に保存されます
実際のプログラム上で変数へデータを代入するには変数の宣言が必要です。「変数を作る – 宣言」を参照ください。
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[...] – 宣言」と「変数にデータを保存する – 代入」を参照ください)。 // 足し算 add = 1 + 2; // 引き算 sub = 3 – 2; // [...]
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