いちばんやさしいゲームの作り方

文系の人でも、数理学がわからない人でもゲームプログラミングをマスターできるブログ

この間、リンク元をチェックしていたら「 3D ゲームプログラミングを勉強したい」というページがありました。なんと、「できればこういうサイトで」としてここへのリンクがあったりなかったり。嬉しいことですね。

3D の難しいところは 2D よりも基礎知識が必要なことでしょうか。更に言うと、解説サイトや解説本などは、その「基礎知識が必要なこと」を「知っている」ことが前提で書かれているという点です。

「基礎知識があること」ではなく、「基礎知識の必要性を知っている」という意味です。難しいですね。ですから、「基礎知識」は「今現在持っていない」状態でも良いのです。ただ、「基礎知識が必要」ということを「認識」していればいいのです。ですが、本当の入門者はそれすらわからない状態から始めないといけないのです。これは入門者が途中で挫折してしまっても無理ありません。ほとんど勝ち目のない試合をしています。

メルマガでは 2D であれば、「点を描画する」というところから開始しています。それは、「あらゆるゲーム画面は点の集まりでできている」からであり、点の描き方さえわかってしまえば、理論上、どんなゲーム画面でも作れるからです。

でも、実は 3D も同じなのです。 3D の最小単位はポリゴンですが、1ポリゴンの描き方さえわかってしまえば、理論上、どんなゲーム画面でも作れるはずです。ただ、解説書などでは1ポリゴンの描き方を説明するのにとんでもない紙面を割きます。これは仕方ないことで、それだけ解説しないと「実用に耐えない」という理由があります。しかしながら、「俺にもがんばればできそうだ」と感じていただくために、1ポリゴンだけ手っ取り早く表示する方法があれば、それをお伝えした方が絶対良いと思います。ポリゴンは三角形ですが、その3頂点の座標さえあれば描けるはずなのです(事実、 Win32API にもポリゴンを描画する関数がありますが、その関数で必要なのは頂点の座標だけです)。

これは DirectX であれば簡単にできます。 DirectX でポリゴンを頂点座標だけで描くためには、頂点フォーマットを「座標変換しない」モードで作ります。とりあえず、これにて解説書の内容を無視してポリゴンを簡単に描くことができますので、まずはそれでゲームを作ってみることをおすすめします。もし、作っていく中で暗礁に乗り上げるようなことがありましたら、それを解決する方法が、「 3D の基礎知識」の可能性が高いです。

若い頃は「急がば回れ」という言葉に嫌悪感を持っていましたが、年を取ってその意味がわかるようになりました。もう、若くありません。

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